こんにちは、ぐぐ子(@yokubukagugu)です。
今月、大手の仮想通貨取引所コインチェックの第2弾IEOとして、フィナンシェトークン(FNCT)がコインチェック取引所に上場しました。
FNCTのIEOは、申し込み開始わずか1時間ほどで目標金額の10.6億円を突破し、SNSでも大きな話題になりました!
こんなに話題になるのは、2021年にコインチェックIEO第1弾のパレットトークン(PLT)が大成功を収めたからです。
PLTは上場後、一時は20倍以上の値上がりをし、爆益報告がSNS上でも続出するなど、大きな盛り上がりを見せました。
に、20倍!?
ピンポイントで20倍で売り抜けるのはなかなか難しいと思うけど、
夢があるよね!
これを受けて、第2弾のFNCTへの期待も大きく膨らんだのです。
本記事では、IEOって何?という基本から、今回FNCTのIEOに参加した経験談や失敗談を包み隠さずまとめました。
IEOは各取引所で続々と予定されてるので、この記事を読んでおけばIEOについてもバッチリ理解できて、次回からすぐに参加できます!
IEOは高確率で利益を狙えるイベントです。
今回のFNCTは参加し損ねて後悔した!という人は、ぜひ最後まで読んでください。
次のIEOに向けて、具体的な申し込み手順も載せておきますね。
特に、コインチェックは国内ではIEOに先駆けて参入し、PLT、FNCTなど話題のIEOを行っています!
次のIEOのチャンスを逃さないためにも、まだの人は今からコインチェックの口座開設をしておきましょう!
スマホで10分程度でできますよ!
そもそもIEOって何?
IEOは高確率で大きな利益を得られやすいと言われています。
もちろん、必ず、絶対とは言えないけどね!
今回のコインチェックでのフィナンシェトークン(FNCT)のIEOは、SNSでもお祭り騒ぎのように盛り上がりました。
仮想通貨に投資するなら、IEOのことはぜひ知っておきたいですね!
IEOって何?正直わからないよ〜
初めて聞く言葉だよね!誰でもわかるよう丁寧に
解説するから安心してね。
IEOとは「Initial Exchange Offering」の略。
企業が仮想通貨(トークン)を発行し、仮想通貨取引所を介して上場して、投資家から資金調達する方法の1つです。
トークンと他の仮想通貨の違いは、発行者や管理者が存在するかどうかです。
トークン以外の仮想通貨は、システムにより発行され、管理者が存在しません。
一方、トークンは、企業などが発行し、発行者や管理者が存在します。
IEOのしくみを詳しく見ていきましょう!
IEOのしくみ
こんな感じで、IEOは進められていきます。
- IEOで資金調達したい企業がトークンを発行し、販売を取引所に委託する。
- 取引所は自社での上場・販売に際し、トークン、発行元の企業について審査する。
- 2の審査で問題なければ、取引所が自社のユーザーに対してIEOを実施、トークンが販売される。
- 集まった資金は、手数料が差し引かれた後、発行元の企業の資金源となる。
言ってみれば、IEOは取引所が新規のトークンを先行販売することです。
投資家は、IEOに参加すると、一般に取引が開始される前の割安価格でトークンを購入できます。
割安価格で買えるのが、IEOは儲かりやすいと言われる理由です。
将来、値上がりするかもしれない新規の仮想通貨を割安で買えるメリットは大きいです!
企業にとっては、割安価格だからと多くの投資家がIEOに参加してくれて、上場前に必要な資金を調達できるメリットがありますね。
ICO? IPO? IEOとの違いは何?
なんかIPOとかICOとか似た名前のもの、あるよね?
混乱するよね、それぞれ見ていこう!
ICOとは
ICOってどっかで聞いたことある気がする。
すごい!覚えてた!そう、この記事で紹介した、
詐欺が多くて要注意なアレです!
ICOは「Initial Coin Offering」の略。
仮想通貨の発行により資金調達することはIEOと同じです。
だけど決定的な違いは、ICOは発行元と直接取引するのに対し、IEOは第三者である取引所が仲介に入ることです。
以前までは、ICOは法規制が追いついておらず、金融庁や取引所等による審査も行われていませんでした。
つまり、直接一般の投資家に資金調達を呼び掛けたりしていたんですね。
そのため、発行元の企業が資金を持ち逃げするなど、詐欺の温床と化してしまっていたのです。
これが大きな問題になり、今は、ICOは規制がなされています。
一方IEOは、JVCEA(一般社団法人日本暗号資産取引業協会)と金融庁による審査があり、発行元企業やホワイトペーパーが審査されます。
審査で認められたトークンしか上場できないため、ICOに比べて信頼性が格段にアップしたのです。
また、上場後も取引所で取引され続けるので、流動性の高さも期待できます。
そのため、IEOは仮想通貨を現金化できないなどのトラブルの心配も、少なく済みます。
だから、IEOは投資家からの人気や注目度がとても高いのです!
今回、FNCTがこんなに盛り上がったのも、日本で有数の取引所であるコインチェックから上場することが、さらに信頼性を高めたからとも言えます。
IPOとは
IPO(Initial Public Offering)は、未上場の会社が証券取引所に上場して新たに株式を発行することで、「新規公開株式」などと呼ばれます。
IEOでは株式の代わりに仮想通貨を発行するので、他にも違いはあるけど、IEOはIPOの仮想通貨バージョンと言えますね。
IPOは、上場のための準備期間が必要だったり、審査が厳しかったりと、ハードルがとても高いです。
IPOができるのはごく一部の企業だけ!
それでは、話を戻して、IEOをさらに掘り下げていきましょう!
IEOって本当に儲かるの?
IEOは高確率で儲かる!なんてみんな言うけど、ほんとなの?って思いますよね。
実際の過去のIEOの結果、チェックしてみよう!
過去のIEOをチェックしてみよう
パレットトークン(PLT)/コインチェック
パレットトークン(PLT)は、株式会社Hashpaletteが発行する仮想通貨です。
2021年にコインチェックでIEOが実施され、1PLT=約4円で販売されました。
申込開始からたったの6分で目標の9.3億円の資金を集めたそう…。最終的には227億円もの申込がありました。
とんでもない金額だね><
正直よくわからないけど、こんなに買いたい人が多いの…
目標金額をオーバーした分は抽選で配分されるよ。
約6万人が参加して、抽選倍率はなんと約24倍!
上場を果たしたパレットトークンはIEO販売価格約4円に対して、約95円まで暴騰し、販売価格の23倍以上にも値上がりました。
2023年4月の記事執筆時点でも10円台と、販売価格から考えるといまだに2.5倍の価格を維持しています。
PLTは間違いなくIEOの成功事例と言えるでしょう!
FCRコイン(FCR)/ GMOコイン
サッカーJ2の「FC琉球」が、国内2例目となるGMOコインのIEOで、「FCR」を発行し上場しました。
FC琉球はこれで約10億円を調達したそうです!
しかし、IEO販売価格2.2円に対し、上場直後は2.6円を超えましたが、その後一気に0.5円付近まで暴落してしまいました。
これは、GMOコインによる急な販売ルールの変更が原因と考えられています。
上場直後、最大取引量は「100万FCR/日まで」というルールが公表されました。
この後付けのルールの公開に、100万FCR以上保有している大口投資家は売却に日数がかかってしまったり、上場当日に売却できないという事態に見舞われたのです。
これに投資家から批判や問い合わせが相次ぎ、なんと取引開始からたったの約1時間半後に、取引制限が「2000万FCR/日」にまで拡大されました。
このルール変更直後に、売り急ぐ投資家が殺到し、価格は暴落したのです。
上場当日の販売価格を上回った短い時間に売り抜けられなかった投資家は、損失がでたり、現在も含み損を抱えているはずです。
FCRは、物議や批判を呼んだIEO事例となってしまいました。
だけどGMOコインはその後補填対応などもしているよ!
過去の事例からわかる通り、IEOは儲かる可能性は高いけど、絶対はありません!
フィナンシェトークン(FNCT)/コインチェック
そして、今回ぐぐ子が初めてIEOに参加したフィナンシェトークン(FNCT)は、株式会社フィナンシェが発行する仮想通貨です。
国内では3例目のIEOになります。 2022年3月に上場したばかり。
フィナンシェトークンも、PLTのIEOを成功させたコインチェックの第2弾IEOということで、当初から注目度が高く、申込金額は約200億円を突破、申込倍率は約18倍とのこと!
上場後の価格などは、後ほど、自分の失敗談を織り交ぜながらお伝えします!
IEOに参加するにはどうしたらよいの?
IEOに参加するには、コインチェックのIEOならコインチェックの、GMOコインのIEOならGMOコインの口座開設が必要です。
そして、口座開設したら、必要な資金を入金して、やっとIEOの先行販売の抽選に申し込めます。
まだ口座を持っていない人は、次のIEOに向けて、早いうちに口座開設しておきましょう!
すでに2例、IEOを実施しているコインチェックの口座開設方法は、この記事で丁寧に解説しています!
スマホで簡単に口座開設できますが、混んでる時もあるので、ぜひ記事を参考に早め早めに作っておいてね!
今後予定されているIEO
これまでの国内IEOは、コインチェック、GMOコインで行われましたが、そのほかの仮想通貨取引所からも続々とIEOが予定されています!
Nippon Idol Token(NIDT)/DMM Bitcoin
すでに国内4例目となるIEOが始まっています!
公式発表によると、「ブロックチェーン技術とメタバースを利用した活動領域の拡大」をミッションとする新しい女性アイドルグループを組成し、当該女性アイドルグループの運営を行うプロジェクトに活用するトークン、だそうです(笑)!
私にはよくわからない(笑)!
参加する場合はきちんと調べましょう。
2023年3月29日から、DMM Bitcoinとcoinbookの2社でIEOの申し込みが開始されています。
上場は4月26日なので、気になる人は要チェックです!
NIDTは手数料込みで1口5,400円から申し込みできます!
しかし、DMM Bitcoinで申し込む場合は、単純な抽選ではなく、積み増し方式という「申込日順に1口ずつ割り当て、一巡後は再度申込日順に1口ずつ割り当てる」方式なので、注意が必要です。
その他予定されているIEO
その他、GMOコインからは、パルムトークン(PLM)が2023年夏に、
ビットフライヤーからは、イェイトークン(YAY)やエルフマスターズ(ELF)のゲームトークンが2023年中に、
Bit Tradeからも、Japan Open Chainトークン、De:Lithe Φ(ディライズファイ)のゲームトークンが2023年中に、
IEOが予定されています。
気になるものがあれば、今のうちから口座開設しておきましょう!
次は、コインチェックIEOの申込手順をFNCTを例に具体的にまとめたよ!
今は必要ない人は飛ばしてね!→飛ばす人は次の項目(私のIEO失敗談)までジャンプ!
コインチェックIEOの申込手順をわかりやすく解説!
実際に私がフィナンシェトークン(FNCT)のIEOに申し込んだ時の手順を、丁寧にまとめました。
次回のIEOの際に、コインチェックIEOの申込手順がわからない時に、見返せる内容になってるので、ぜひ参考にしてみてね!
申込手順は今は大丈夫という人は、私の初参加IEO、フィナンシェトークン(FNCT)での失敗談まで飛んでください!→私のIEO失敗談
ではコインチェックIEOの申込方法を見ていきましょう!
コインチェックで口座開設
コインチェックのIEOは、コインチェックユーザーが参加できます。
コインチェックは国内初のIEOであるPLTを大成功させ、先月2例目のFNCTも上場させました!
IEOに興味があるなら、コインチェックの口座はマストで作っておきましょう!
スマホで簡単に作れるので、口座開設がまだの人はこちらの記事を参考にしてください!
すでに口座がある人は、次に進みます。
何口申し込むか決めて、日本円を入金する
口座開設が完了したら、またすでに口座を持ってる人は、IEOに必要な資金を入金します。
その前にまず何口申し込むか決めないとだね!
FNCTのIEOは、最低4,500円程度(1口あたり)から参加できました。
例えば、1口だけ参加したい場合、
売り出し価格は、1 FNCT=0.41円。
1口=10,000 FNCT だから、1口:4,100円 になります。
販売手数料は、8% なので、
手数料込みの払込金額は、4,100円×1.08=4,428円 になります!
IEOが初めての人は、いきなり大口を申し込まず、少額から参加してみようね!
何口申し込むかも悩むね。
私は20口申し込んで4口当たりました!
FNCTの申し込み倍率は18倍超えだったよ。
抽選に外れた口数分の払込金額は戻ってきますが、抽選結果が分かるまでは、申し込んだ口数分の資金が拘束(ロック)されてしまいます。注意しましょう。
入金方法も、先ほどの記事(【スマホで10分】2023年最新!コインチェック口座開設手順を超わかりやすく解説!【画像28枚付き】)に載ってるので、参考にしてね!
IEOに申し込む(スマホ画面付き)
入金が終わったら、いよいよIEOに申し込みます!
コインチェックのアプリを開いて、画面下タブのディスカバーをタップ。
ディスカバーの画面から、「Coincheck IEO」をタップします。
IEOのプロジェクト一覧の画面が開きます。
今回は、「フィナンシェトークン(FNCT)」の「詳細を見る」をタップ。
プロジェクトのページになるので、抽選内容や、タイムライン(スケジュール)、概要などをチェックします。
できればホワイトペーパーなども読んで、
自分の投資に責任を持てるように、ある程度勉強しようね!
ちなみに、FNCTの場合は上場が平日のお昼でした。
上場当日に売り抜けたい人は、仕事があると大変かもしれません。スケジュールも要チェックです。
次に「抽選の申し込み」画面で、余裕資金や取引経験、注意事項や利用規約への同意にチェックを入れ、「抽選申込へ進む」をタップ。
申し込み画面で、申込口数を入力。余裕資金や予想倍率などを考えながら、あらかじめ決めておこう!
申込口数を入力すると、自動で払込金額や手数料が表示されるので、チェック!
問題なければ、「申し込む」をタップします。
余裕資金かどうかは本当に大事!
IEOはSNSなどで過剰に盛り上がることもあるけど、
リスクも忘れずに、必ず余剰資金から投資しましょう!
次の画面で、申込内容を確認したら、「申込後のキャンセル・追加申し込みはできません」にチェックを入れて、「申し込みを確定する」をタップ。
「申し込みが完了しました」という画面が出たら、おしまいです!
元の画面で、「申込中の口数」が正しく表示されているか、確認しましょう。
抽選
無事、申し込みできた後は、抽選に当たることを祈って過ごしましょう!
申込倍率は18倍以上でしたが、
無事4口当たって嬉しかったです!
抽選結果はこんな感じでメールできます!
メール見る時ちょっとドキドキしました(笑)
抽選に外れた口数分の払込金額は戻ってきます!
さて、無事に抽選にもちょっとだけ当たったわけですが、ぐぐ子の初IEOはどんな結果になったのでしょうか?
IEOに当選したらどうしたらいいの?ー私の失敗談
IEOに当選したら、次は当たった仮想通貨をどうするか、戦略が大事です。
私は欲をかいて失敗しました。
失敗談が誰かの役に立てばと、恥ずかしいけど共有します。
FNCTは、上場直後の高値は3.111円となりました!
これは販売価格の約7.5倍になります。これはほんと一瞬のことで、まさに瞬間風速ですね。
その後は約3倍の1.2円あたりを推移するも、当日の夜には0.8円台まで下落しました。
上場した週の週末に多少盛り返すも、その後は下落を続け、本記事執筆時の2023年4月は0.3円台と販売価格を割り込んでいます。
ぐぐ子の成績は、1.2円台(約3倍)の時に手数料込みの払込金額+αを利確し、損失が出ないことを確定し、かつちょっとしたお小遣いは手に入れました。
しかし、もしかしたら週末にもう少し高騰するかも?と、少しFNCTを残しておいたところ、思ったような値上がりはなく、売り時を逃して今に至ります。
初心者には、いくらで売り抜けるか、どのくらいずつ売却するかなど、タイミングを測るのがとても難しいことを痛感しました…。
下手に欲を出さず、全部売り抜ければ良かった〜
もしかしたらこの後もっと上がるかも?と欲を出すと、身動きが取れなくなりますね。
ニュースやSNSでは、何倍!ってわかりやすい数字が一人歩きしがちですが、高値圏で売り抜けるのは、初心者にはそんな簡単ではなかったです。
できる人はすごいです!
最後に
コインチェックのIEOは特に盛り上がるため、SNSなどではリスクや失敗例の紹介が不十分なまま、過剰にIEOへの参加を後押しするものがあります。
IEOが終わってしまえば、
それまで熱〜く紹介してても、特に結果に言及なくダンマリな人もいました(笑)
IEOは確かに高確率で利益を出しやすいですが、損するリスクはもちろんあります。
必ず余剰資金の範囲内で投資しましょうね!
また、IEOだから大丈夫!と思考停止せずに、上場するトークンやその発行元の会社について、調べることもしましょう。
正直、私は今回フィナンシェについて、ざっと調べた程度でよくわからないことも多かったのですが、ひとまず経験値アップだ!と参加しました。
反省点です!
とはいえ、IEOはリスクを理解しながら上手く投資に取り入れられれば、資産形成の後押しになるので、勉強して使っていきたいですね!
2023年は各仮想通貨取引所でIEOが予定されているので、あらかじめ口座開設をしておきましょう!
特にコインチェックは、IEOを先駆けて行っており、取引量、運営企業・セキュリティ、手数料の総合面でも、ぐぐ子イチ押しの仮想通貨取引所です。
口座開設がまだの人は、ぜひ以下の記事を参考に、IEOに備えて口座開設しておきましょう。
コインチェックの次回IEOに期待ですね!
私も、IEOには積極的に参加していきます!
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